#アクセルとブレーキの踏み間違い #交通災害 #脳疲労 #JPSテクニック(アングラクション) #脳情報処理の空白 #関節包内自由落下運動 #関節に対する天井方向への牽引 #無痛

Bfi1190  

◆日時

2019年 6月23日(日)    13:30~17:30 

◆会場
⇒大宮ソニックシティ 9F 会議室 903 

アクセス:JR大宮駅西口から徒歩3分
〔住所〕 さいたま市大宮区桜木町1-7-5
〔TEL〕 048-647-4111
  駐車場:ソニックシティ地下駐車場…30分/200円 
                   (利用時間 7:00~23:00)

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当日プログラム内容

特別講演[Ⅱ]
『交通災害の本源「脳疲労」といかに向き合うべきか?いかに対処すべきか?いかに啓蒙すべきか?脳の総合臨床家である我々に課された使命についてー無意識の運動回路失調「小脳性誤作動」による“踏み間違い”を防ぐために知っておくべき3つのステップ-


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上の画像は、交通違反の点数が6点に達したドライバーに課せられる“違反者教習(受けることで6点が0点に戻ります)”において、当日現地で配布される教材から抜粋したものです。過日、図らずも私自身が受けることになりまして、ほぼ一日がかりの講習を受けてきました。交通ルール等に関する講義、道路上での運転実技指導のほか、テレビゲームのような趣向での脳反応テストが行われました。

その結果は予想だにしない、極めてショッキングなものでした。以下の画像は当日最後に渡されたテスト診断の結果です。まさか、これほどにも自分の脳機能が落ちているとは…。

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本講演において詳しくお話しする予定でおりますが、違反者教習で行われた脳反応テストの中身は、まさしく脳疲労検査そのものであり、違反点数の如何に関わらず、中高年のドライバーは一度は受けるべきではないかと感じさせる、たいへん意義深いものでした。そして日常の運転において何ら自覚していなかった自分の危うさ(脳機能の低下)を認識するに至り、ハンドルを握る際の心構えが決定的に変わったのです。

もし今回のような展開によって自身の切実なる問題に気づけなかったなら、この先どんな未来が待ち受けていたことか…。これは決して私だけの問題ではないと思います。誰しもが抱えうる今そこにある危機なのです。それが未曾有の高齢化社会を生き抜くべく現実というものではないでしょうか。

こうした自分自身と向き合うプロセスー自分を知るということ-こそが何よりも大切であり、交通災害を減らしていくために国民一人一人のファーストステップとなり得ます。ここからすべてが始まるのです。そして「その先にこそ我々の存在意義がある」ことを語らせていただきます。

下の画像は昨今話題となっているガボールパッチ式の本です。自身の脳が視覚系と相性が良ければ、このような手法での恢復が期待できます。私自身への効果はまだ不明です。

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特別講演[Ⅲ]
『NHKBSで放映された「脳疲労とは調節能力の低下」という番組作りの光と影について

脳にアクセスする徒手技術として出発したBFIですが、従来の手技療法にありがちな「師匠の技術に右へならえ」的なマニュアルは一切ないわけでして、要は原因論のコアがしっかりと共有できていればいいというスタンス、すなわち「入口は違えども全ての介入は最終的に脳を変えるプロセスに過ぎない」という理念にしたがって、施術者個々の感性を最優先すべしというスタイルを貫いてきました。

そうしたなか、数ある入口(インターフェース)の中でも我々は触覚を最大限重視しつつ技術開発を続けてきたわけですが、表在感覚系、関節深部感覚系、触視覚統合系などは主に無意識(潜在意識)ルートから脳可塑性を促すのに対し、原因論における認識変容(画像診断の呪縛を解くこと)、カウンセリングによる“気づき”のうながし(光の解釈によるネガティブ思考からの脱出)は意識ルートから脳可塑性を促す手段だと言えます。

他方、プラセボ効果は意識と無意識の両側ルートから境界意識を挟み撃ちにする効果が高まったときに強く発現します。つまり意識レベルでの認識の在り様と無意識レベルの思い込みの強さの両方が組み合わさると最強の力を発揮するわけです。

世界中の治療家らは意図的にせよ、そうでないにせよ、プラセボ発現のための土壌作り(肉体における構造的な不備を強調し、つまり呪いをかけて、だからそれを取り除いてあげるという筋道を提示し、これを信じ込ませる仕組みの構築)に邁進しています。これを強化するためには出版物やテレビ出演といったツールが威力を発揮するわけですが、素人受けしやすいストーリーでなければ、大手メディアは動きません。

先日、NHKのBSで脳疲労と美容をテーマにした番組が放映されました。そこでは「脳疲労とは身体調節能力の低下」であり、自律神経機能の低下(トータルパワー/TPの低下)となって現れる云々、その対策方法などが紹介されました。

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一般の方にとっては非常に分かりやすい内容で、つまり素人受けしやすい内容であり、とくにはじめて脳疲労という概念に触れた方にはかなりのインパクトがあったものと推察します。

私の現場では診察に際して毎回ルーティンに自律神経測定を行い、治療前後でのトータルパワーの変化を示していますが、たいてい無反応(意味不明のご様子)に近く、自律神経という言葉すら知らないという患者さんが多数を占めます(おそらく地域的な要因があると思われます)。

ですが、今回のようなNHKの番組制作、啓蒙活動が続いていくことによって一般への周知が浸透し、やがて私たちの現場もやりやすくなるのではと期待することができます。

その一方で、「脳疲労=自律神経の低下」という安易かつ皮相的な医学的概念が広まることに対しては、正直懸念せざるを得ません。たしかに患者さんへ伝える際は自律神経云々は説得力があります(私もそうしています)。しかし医学的に突き詰めていけば、自律神経だけの問題でないことは明白です。

先に紹介したとおり、私自身の違反者教習での種々テストでは、動体視力を含め脳の反応レベルは年齢不相応に劣化していることが判明したわけで、これは明らかに脳疲労に因るものだと断言することができます。最近のパソコン作業時のミスタッチの多さは我ながらヤバいものがあります。2ヵ月前の断食によってかなり回復した部分もあったのですが、すべてが完全にリセットされたわけではなかったということ。

ところが、私の自律神経トータルパワーは平常時1000~1500を維持しており、この数値だけを見れば、50代の平均よりはるかに優秀と言えます。自律神経だけを見れば、脳疲労とは判定されません。つまり自律神経はOK、でも明らかに脳疲労を抱えている状況が、今の私だと言えます。

当講演ではこの番組を短く編集したものをビデオ供覧したうえで、「患者さんへの伝え方」について総括いたします。

特別講演[Ⅳ]
『なぜその患者さんに引導を渡さなければならなかったのか?-目の前の患者さんを助けるために自分(施術者)が引く決断を迫られた2症例について

総合臨床家にとって絶対に知っておくべき、非常に考えさせられる症例について報告します。

特別講演[Ⅴ]
『重力マインドフルネスとは何か?-実践方法とその効果(四十肩の劇的改善)について-

従来のマインドフルネスは呼吸にフォーカスする手法ですが、今回ご紹介するマインドフルネスは自身の身体感覚にフォーカスすることで体現されるイメージ療法とも言うべき斬新な瞑想法です。当日は参加者全員で実践し、その効果を感じていただければと思います。

特別講演[Ⅵ]
『BFI重力テクニック(重力平行リフト)の名称改訂について-関節深部感覚刺激テクニックまたはJPSテクニック-

AKA-博田法には脳可塑性を促すテクニックが含まれている、すなわちBPI via AKA(AKAによる脳可塑性誘導)という視点について、これまで何度も披瀝してきました。この概念が当てはまるテクニックとしては、重力ベクトルに対して関節を平行に牽引する手技(天井方向への牽引)、例えば側臥位での仙腸J上部離開や下部離開などが挙げられます。

関節を天井方向に牽引する瞬間、あるいは牽引をゆるめる瞬間、関節内に微小重力環境に近いトーヌス(重力から開放される状態)が生み出され、この0コンマ何秒かの瞬間、関節受容器タイプⅠが不活化することで、関節からの信号入力が一瞬途絶えます。これによって脳内運動回路における情報処理の空白地帯、空白時間が生まれ、これが同回路の再配線を促す-脳可塑性を誘発する-というのが私の考えです。骨折管理におけるフィンガートラクション時の“無痛状態”を考察するなかで見出された持論です

タイプⅠについては安静時も運動時も常時活性(常に反応し続けている)という性質、及びその組織学的特徴を踏まえ、動的加速度のみならず静的加速度すなわち重力加速度をも検出する3軸加速度センサであることを発表しましたが、これは同時に“重力センサ”と言い換えることができると、私は考えています。

運動器系(関節、筋、腱)における深部感覚は一般に「位置覚、運動覚、抵抗覚、重量覚」から成ると言われており、このうち関節は位置覚及び運動覚を担うとされていますが、「重力覚(gravity sense)」という新たな概念を加えるべき、もしくは置き換えるべきではないかと…。

こちらの論文にあるとおり、重力の変化が関節位置覚に影響を及ぼすことが示唆されており、このことからも位置覚の本質、本態は重力覚であり、「関節深部感覚の“肝”は重力にあり」というのが私の見方なのです。

こうした理由により、BFIにおいて深部感覚に働きかける技術を重力平行リフトあるいは重力テクニックと呼んできたわけですが、海外進出を考えたとき、英語圏の医療者にとって分かりにくい表現ではないかという懸念が生じました。

あちらでは、そもそも関節深部感覚という用語はほとんど使われず、代わって固有感覚を意味する proprioceptive sense または joint proprioception sense がメジャーであり、同じような概念の中で joint position sense という用語もよく使われます。いずれにおいてもその頭文字略語は“JPS”となります。

以上の理由から「関節深部感覚を刺激して脳可塑性を誘発する」という概念を伝える際、「非常に繊細な技術でありながらも、とても深いところに働きかけますよ」というニュアンスを盛り込ませたいという意図、言葉の響きを重視して“関節深部感覚刺激テクニック”あるいは“JPSテクニック”と表記していきます。

実技演習
◆表在感覚系BFIのアップグレード-仰臥での頭部タッチ新テクニックー
◆BFI式エフルラージュの新テクニック-
◆JPSテクニック(深部感覚系BFI)のアップデート-膝関節、股関節、手指関節、足関節の新テクニック-

※実技演習について

当会の実験および実技演習には初参加者の方も加わっていただいておりますが、これまでのところ支障を来たした例はございません(皆無です)。どなた様におかれましても、問題なく安心してご参加いただけます。

初めて参加する際、「実際の技術はどれくらいの力加減なのか知りたくて…」という方が多いのですが、まさしくその絶好の機会と捉えていただければと…。

[E:#x27A1]BFI研究会の動画専用ページ(You Tube)はこちら

なお、当日プログラムの内容は予告なく変更されることがあります。何卒ご容赦ください。 

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