概要
アングラクションの新テクニックの紹介に加え、激痛症例に対するスキンダイレクトおよび体位変換について解説しています。
神経回路の再配線や脳レジリエンスの回復においては、刺激量と実際の効果が比例しないため(極微の刺激介入が脳弾塑性を促すため)、ソフト認知の壁が高い患者あるいはLSP系の患者にとっては、満足度が低くなる傾向があるわけです…。
ですが、アングラクションはそうしたLSP系の患者にとっても、分かりやすい刺激介入であるため、そういう意味でも有用性のあるテクニックだと思います。
今回ご紹介する頭頚部のアングラも、他のアングラ同様か、あるいはそれ以上に満足度が高い技術ですので、臨床への導入をご検討いただければと思います。