資格取得後、最初に勤めた整形外科で、いきなりCRPS(RSD)の難治例や絞扼性神経障害(entrapment neuropathy)の症例に遭遇し、以来どういうわけか数多のCRPS(RSD)、末梢神経疾患と対峙してきました。何の因果か不思議と、筆者のところにそういう症例が集まってきたのです。職場を変えても、どこに行っても必ず目の前に…。
必然筆者のライフワークはCRPS(RSD)と末梢神経の問題となりました。そんな私が経験してきた症例のなかでも、特に印象に残っている2例を紹介します。どちらも私が副院長を務めていた整形(柔整や鍼灸など十数人の医療スタッフが外来処置や物療を行うスタイルの医院)でのエピソードです。
ひとつめは橈骨下端骨折の少年の例です。受傷の10日後に受診。院長から「どうしてすぐに来なかったんだ!偽関節になるぞ!」とドクハラまがいの脅しを受け、その恐怖心からギプス固定中に指を一切動かさなくなったという事件。
認知科学と医療の垂直統合をデザインするプロフェッショナル・ライセンス“CIT”

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