“皮膚トーヌス”というインスピレーション
グンター・フォン・ハーゲンス博士によるプラスティネーション(人体の輪切り標本)を見たのは、今から25年前(1995年)、上野の国立科学博物館で開かれた「人体の世界展」に足を運んだとき…。
その数十年後ハーゲンス博士による解剖ビデオ(ホルマリン固定されていない新鮮な献体を公開スタジオで解剖していく映像)があることを知り入手しました。
以来このDVDを眺めるのが日課となり(今では観る頻度はだいぶ減っていますが)、入手した当初は飽きずに毎日のように眺めていました。
上記画像(左)は、亡くなって間もない新鮮な献体の頭蓋骨を外して脳を取り出した瞬間であり、その隣(右)は別の献体のもので、こちらはホルマリン固定した脳をスライスした直後の画像です(ビデオ内ではお肉屋さんに置いてある機械で実際に脳をスライスしている)。