【2022年8月21日】定期セミナー

『会員サロンのリニューアルについて』
　当会の新しいオンラインサロン、完成まであと一歩…。Facebookとほぼ同じ機能を持たせることを目標にして、様々なシステムの構築や導入を試してきましたが、ようやく複数プログラムの統合に成功したところです。実際に稼働した際の利用方法について解説します。

『当会が非侵襲&安全性にこだわる理由その２～ホセ・デルガード～』
　前回のセミナーで紹介したフリーマンとキャメロンのほかに、もう一つ隠れた黒歴史がある。これを知ることで“プランB”の存在意義がよりいっそう明確に…。

『発達心理学に多大な影響を与えた世紀の奇人～ハリー・ハーロウの業績を振り返る～』

『脊柱管ラベリング症例に起きた奇跡』
　整形で画像ラベリングを受けた80代の女性。結婚以来ずっとモラハラを受け続けている本人はすでに諦観の境地（夫に逆らえない精神状態）。毎日のようにモララー（夫）から「さっさと手術してしまえ！」と迫られ、「お前が痛みのせいで家事ができないというのは、俺にとって許せない事態だ！なんでそんな訳の分からない治療に通うんだ！そんなもので治るわけないだろう！」と罵倒され続けるなか、その夫が運転する車に乗って当方に通院するという、究極のねじれを抱えた症例。
　しかし、なんと！これが劇的に回復した経緯について報告し、我々施術者の絶対マインド（自分が主体となってリードする医療観）と相対マインド（患者が主役の映画に、自分がサブキャストで出演する医療観）の違いについて解説します。認知科学統合療法士の臨床マインドセットにおいて極めて重要な話をします。

『患者の身内からクレームを受けたときの対処法と心構え』
　遠方から通院するCRPS(RSD)の女性患者が、夫から異常なモラハラを受け続けている症例。その夫の運転で通院していたが（上記の症例と似たパターン）、車の中で猛烈なモラハラ（罵詈雑言の嵐）を受けるため、女性患者が通院を拒否。
　しかしその直接的な理由を夫に言えないということで、一計を案じた施術者が助け舟を出す形に。「2時間近い車での移動は肉体的な消耗が治療効果を上回ってしまっているので、しばらく通院をお休みして、オンラインカウンセリング（OC）に切り替えましょう」と提案。
　その後OCを数回行っていたが、女性患者がOCについては夫に内緒にして欲しいと言い始め…。妻がOCを受けていることを知らされていない夫は、妻が放置されていると思い込み、2ヶ月後に当方に対して攻撃的なメールを送りつけてきました。
　その内容は「妻の治療を放棄したのはなぜだ？こんな風に放置するとは何事だ！なぜ匙を投げたんだ！」という怒りの言葉のオンパレード…。
　これに対して筆者が若干長めのメールを返したところ、夫の怒りの炎が鎮火。そのメールの内容とは？なぜ怒りが収まったのか？一歩間違えば、悪質なクレーマーになったかもしれない人物に対する対応のコツについて詳細に解説します。
　大阪のビル放火事件や埼玉（ふじみ野市）の訪問医殺害事件の記憶が生々しく残るなか、こうした危険人物との遭遇は我々の緊張感を否応なく高めます。そのリスク管理を怠ると、あるいはそのやり方を間違えると、自分の生命が危険にさらされる時代に、我々は生きています。
　今回の講義を聴くことで、危険人物から攻撃を受けた際どのような心構えで臨むべきか、その真髄がお分かりいただけることでしょう。全ての臨床家にとって必聴版の講義です。　

『椎骨動脈解離と痛みの関係について』

『熱中症と脳疲労（脳過労）について』

『新技術の公開』
　　・頭頚部アングラクション

『技術系アップデート』
　　・パルスフルネス　・ベッド上における激痛患者の体位変換　・プランター
　　・両下肢スウィング　・リングタップ　　・他

当日プログラムは予告なく変更されることがあります。