概要

 2022年12月の定期セミナーは、医療者のメタ認知に焦点を当てつつ、認知的柔軟性について深く掘り下げる内容となりました。その講義の最終場面を収録しています。

 平成時代、養老孟司氏が自著の中で語っていた“壁”は、当会が唱える“ソフト認知の壁”と同質のものであり、今日における日本人の認知的柔軟性の問題を見事なまでに予言していました。

 認知的柔軟性を考える上で欠かせないメタ認知は、実は個人のウェルビーングのみならず人生そのものを決定づける極めて重要な能力です。

 本動画ではメタ認知を7種類に分けて解説した上で、認知的柔軟性を構成する必須9因子について解説しています。

「能否メタ認知」についてはこちらの動画で詳しく解説しています。

 途中で、やや話が脱線し、働きアリの法則と企業の永続性について熱く語っています。映画「釣りバカ日誌」やビクターのVHS世界規格の奇跡、さらに戦国時代の戦闘について講師の私見を述べていますが、これを知ることで生産性のみを重視したリストラやダニング・クルーガー効果に対するステレオタイプな見方(ファスト思考)の問題点がお分かりいただると思います。

動画(全40分)

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