例えば…
初診時の患者さんの状況が「パッシブ」「クローズ」「情報✖」「ネガティブ」だった場合、その予後予測はカッコ内の数字にあるとおり1であり、施術者との親和性が極めて低く、「通院が続いたとしても良好な関係を築くことはむつかしい」と臆断されます。
相対医学においては個体差という次元は最大限考慮されるべきものであり、同時に施術者と患者さんの親和性(相性)という視点が含意されます。
そういう意味において、ある程度の予後予測が可能になると、臨床に潜在するストレスが軽減されます(ストレス・リダクション)。これは医療者と患者さんの双方に益をもたらし、その後のクリニカル・コミュニケーションを円滑にします。
とくにホリスティックな視点を持つ総合臨床や統合療法の現場では、
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