コロナ禍で見えたもの
旧フォーラム≪PCR検査と条件付き確率について…≫
一見関係なさそうなテーマも、認知科学という触媒によって引き寄せ合う、これまで異分野と思っていた様々な事柄が互いに結びつくことで知のネットワークが形成される、これがあっくんが言う臨床の知とか臨床力とか、そういうものなのではないかと。まだ認知科学というものに触れて時間が浅いですし、扉を少しだけ開いて覗き込んだようなレベルだと思いますが、ソフト論において本当に重要な世界なんだということが分かりました。
コロナ禍マスク二ケーションの認知科学
マスクによる脳への影響、マスクによるコミュニケーションの問題は日本の未来に深刻な問題を引き起こす。マスクニケーションとは当会による造語で「マスクを介したコミュニケーション」を指す用語。ノンバーバル・コミュニケーション能力が劣化する恐れがあり、後世にわたって社会の在り様を変えてしまう危険性を孕んでいる。
動画ページ【定期セミナー講演】「オンラインカウンセリングの実際」全13分
マスクニケーションが医療者に与えるストレスの大きさを再確認する経緯。カウンセリングにおいて、以前はオフラインの優位性を紹介していましたが、コロナ禍にあってはオンラインの高い有用性-相手の顔が見える状態でのコミュニケーションというものがいかにストレスフリーであるか-が判明。
動画ページ【定期セミナー講演】「ファクトフルネス~感染症とウィルス~」①~④全80分
ファクトフルネスの視点から新型コロナの総括を論じています。最初にファクトフルネスの概要を説明し、人類の感染症との闘いの歴史を総覧した上で「ウィルスとは何か?」について講義。ウィルスの長期的戦略について語ったシーンは奇しくも未来を予言していた!?…。弱毒化についてはまだ確定できる時期、状況ではないのでなんとも言えない…。テレ東の豊島さんによる解説も紹介。本動画によって医療者として最低限必要なウィルスの知識は網羅できる。
動画ページ【定期セミナー講演】施術中の患者が心不全発作!〜緊迫の場面を振り返りながら危機管理について解説〜①~② 全20分
50代という若さの心不全症例に遭遇しました。便秘や腹部膨満感、下肢の浮腫に体重増加といった心不全の兆候が出揃っていたにも拘らず、まったくノーガードのまま“その日”を迎え…。
実際の臨床シーンを再現した上で、心不全のなかでも、とくに左心室系の機能低下で起こりやすい肺うっ血と、これを示す起座呼吸のメカニズムについて解説し、我々にとっての危機管理の在り方について講義しています。
絶対医学から相対医学へのシフト❷〜ワクチン集団接種について考える~
「絶対医学から相対医学へのシフト」シリーズ❶〜SDGs+M(医療版SDGs)という視点~❷〜ワクチン集団接種について考える~❸〜運動器外来におけるミスリード“絶対矯正”~❹~線形科学と非平衡開放系の同時併存はあり得ない~ […]
動画ページ【定期セミナー講演】「レジリエンスとタッチング~コロナ禍が暗示したオフラインの重要性~」①~⑥全65分
アフターコロナにおいては肌恋しさの強まる世の中に、ある意味揺り戻しが起こってくることは間違いない。我々総合臨床家はそのときに備えて万全の準備をすべく知識を蓄えておきましょうという講演です。密な空間で、密なコミュニケーション、タッチング等々は人類の脳にとって欠かせない、かけがえのない大切な時間であることを、おそらく新型コロナは逆説的に私たちに教示することになる。直接的な対面でこそ得られる、触れ合いがもたらす効果というものが、実に反動となってより強い渇望をもたらし、我々のような治療家の存在価値が一層高まる、そういう時代になっていく未来に向けて。
絶対医学から相対医学へのシフト❶〜SDGs+M(医療版SDGs)という視点~
「絶対医学から相対医学へのシフト」シリーズ❶〜SDGs+M(医療版SDGs)という視点~❷〜ワクチン集団接種について考える~❸〜運動器外来におけるミスリード“絶対矯正”~❹~線形科学と非平衡開放系の同時併存はあり得ない~ […]