傾聴カウンセリング
旧フォーラム≪ゲーム依存の甥っ子が肩こりで来院…傾聴は自分にはむつかしい…≫
依存症のみならず身体症状症や病気不安症、強迫症や適応障害など精神系の症例も爆増しています。しかもそうした症例が痛みを訴えて整形や接骨院を受診しても、そうした事実関係(心療内科に通院しているとか、過去にそうした診断を受けたことがあるとか)を披瀝する患者はものすごく少ないです。
クラムジーとイップスとオスグッド~認知科学統合の視点~
クラムジーは成長期に発生する運動回路エラーであり、イップスは成長期に限らず全世代で発生し得る運動回路エラーであり、オスグッド氏病(以下オスグッドと略す)は成長期に起きやすい運動回路エラーに伴う膝下(脛骨結節付近)の痛み。クラムジーとオスグッドは、成長期特有の問題として、筋骨格系の急激な成長(ハードの拡張)に脳の神経応答(ソフトのアップデート)が追いつかず、運動覚の失調(パフォーマンスの低下)や痛みなどを引き起こす。
動画ページ【定期セミナー講演】「脊柱管狭窄ラベリング症例(高齢女性)におけるトップダウン回路の軌跡」①~②全26分
概要 80代女性が疼痛性側弯と耐え難い右下肢の痛みを訴えて、整形外科での白衣ラベリングを受けた症例。筆者と長い付き合いの患者で、家族ぐるみでの通院を10年以上続けており、「ソフト論に対する理解がある」と勝手に思い込んで […]
動画ページ【定期セミナー講演】「アレキシサイミアを基盤に持つコミュ障の症例~深夜にSMSを何度も送りつけてくる理由~」①~③全43分
概要 最初のうちは、予約のやり取りをしていただけのSMS(ショートメール)。ところが、ある日突然そこに「うつになりました」「私は双極性障害です」というコメントが…。そして脈絡のない送信が昼夜問わず何度も来るようになり… […]
動画ページ【定期セミナー講演】「アレキシサイミアとTAS-20の整合性〜実際の診察場面を振り返りつつ〜」①~②全40分
問診の結果を踏まえてTAS-20を実施したところ80点という高得点。痛みの臨床においてアレキシサイミア(失感情症)は治療家泣かせ。心身統合療法士にとっても最重要テーマのひとつ。精緻な問診を進めるなかでアレキシサイミアの可能性を感じ、徐々に核心に迫るプロセス(実際の診察場面)を収録。
動画ページ【抑うつ症例に対する認知科学統合アプローチ(COSIA)~リアル診察場面~】英語字幕版あり
概要 動画を見て頂ければ一目瞭然ですが、ボディワークとカウンセリングの両刀使いだからこそ知り得る世界があり、そこに広がる景色の向こうに認知科学統合療法士の未来を見通すことができると思います。 動画内では、施術前後の自 […]
動画ページ【定期セミナー講演】「麻痺所見と変換症の関係性~整形と精神医学の統合に向けて~」①~③ 全60分
#下垂足 #腓骨神経 #総腓骨神経麻痺 概要 当会はこれまで長きにわたってハード論における神経学的検査の矛盾を指摘してきました。画像所見と神経学的所見が完全に符合する症例は極めて少ないという事実関係は、多くの現場で直 […]
動画ページ【定期セミナー講演】「オンラインカウンセリングの実際」全13分
マスクニケーションが医療者に与えるストレスの大きさを再確認する経緯。カウンセリングにおいて、以前はオフラインの優位性を紹介していましたが、コロナ禍にあってはオンラインの高い有用性-相手の顔が見える状態でのコミュニケーションというものがいかにストレスフリーであるか-が判明。
動画ページ【定期セミナー講演】「発達個性の臨床」①~④ 全115分
身体症状症(旧身体表現性障害)や病気不安症(旧心気症)、さらに昔はヒステリーの範疇にあった変換症(旧転換性障害)などが、次元の異なるラベリングをされて通り過ぎている。我々医療者が気づいていないだけで、実際は相当数に上る患者さんたちが…。こうした方々に白衣ラベリングが為されると、本人も医療者も真の病態に気づけないまま事態が遷延化し、治療ベクトルがあらぬ方向に。
動画ページ【生録!傾聴カウンセリングの実際・不登校症例(ネット依存・ゲーム障害・HSC&発達個性)】①~② 全37分
あなたの気持ちを尊重しますよという態度を明確にしつつ、本人の思いに寄り添う傾聴テクニック。大学病院の診断「境界例」に反し、当方の見解は「HSC&発達障害」。HSCはHSPタイプの子供を意味します。本当に今という時代、子供たちの発達はある一面において早熟で、また別の一面では未塾という相反する状態が併存している。障害ではなく、個性として捉えるべき…、なので私は発達障害という言葉は使いません。“発達個性”という概念が大事なんです。
動画ページ【生録!傾聴カウンセリングの実際・寝たきり腰痛重症例(HSP)】①~② 全40分
いかなる物理的介入にも反応しない難治性疼痛に対して、傾聴カウンセリングのみで完治させた実録場面を収録。1年近いタイムラグを経て、「父との死別に対する深い悲しみ」という無意識にくすぶっていたマグマを腰部の激痛発作という形で噴火させていたことを本人に自覚させていく過程がリアルに映し出されている。事実上のグリーフケアを兼ねることになった数十時間に及ぶセッションの、ほんの一部ではあるが、患者が感情解放するリアルなシーンを観ることができる。
動画ページ【定期セミナー講演】「クリニカル・コミュニケーション①~⑨」 全113分
「傾聴カウンセリングとは何か?」というテーマでの講演。傾聴テクニックの極意、カール・ロジャーズの足跡、そしてこれらを活用した実際の症例(傾聴カウンセリングの効果)について語っています。